ドラン日記

社内SE(元IT企業戦士)の情報発信ブログ。IT関連、テニス、FX、生活・節約関連について。

【テニス】手首の故障を自力で治した話

こんにちは、週末テニスプレイヤーのドランです。

 

今回は3年前、右手首の痛みに苦しみ、スポーツ専門の整形外科へ行くも全く治らず、自分で試行錯誤した結果、完治するまでを書きます。

 

 

 

  • テニスの経歴

私は、高校でテニス(硬式)を始め、3年間みっちり打ち込みました。夏に日焼けしすぎて、冬も肌が黒く、近所の人から「黒人に人種転換したの?」とか言われていました。

 

レベルとしては近隣の大会でたまに入賞するくらいで、県大会とかは出場したことがないくらいです。ただ、テニスが好きなのは当時から今もずっと変わっていません。

 

大学でもサークルでテニスを続けていましたが、社会人になってからは仕事が忙しく、月1回できるかどうかという頻度まで落ちていました。

 

 

 

  • 手首の痛み

2016年夏、忙しかった仕事が落ち着き始め、やっと週1~2日回テニスができるくらいの余裕が持てる様になりました。

 

家の近所にあったテニススクールにも通い始め、本格始動を開始した矢先でした。。。

 

手首が痛い!!

 

今まで通りただ打っているだけなのに、尋常じゃなく痛い。

 

平日は仕事なので、その間に手首を休ませれば段々と痛みは引いてくるが、週末ラケットを持ってボールを打つと1時間くらいで痛み出す。。。

 

一度、無理やり3時間くらいやった時は、「ラケットを握るだけで痛い。。これ以上やったら箸も持てなくなる。。」くらいまで痛くなりました。

 

 

  • 病院へ行くまで

とにかくなんとかしなければと思い、手首に効きそうなものを片っ端から試しました。

 

テーピングで固定してみたり、衝撃クッション付リストバンドをつけてみたり、振動止めを沢山つけてみたり。

 

しかし、どれもほとんど効果がありませんでした。

 

どうしようもなくなり、とりあえず整骨院へ。

 

レントゲンを撮るも骨に異常はありませんでした(当然ですが)

テニスして痛くなった理由を色々と話しましたが、結局は対症療法として「ロキソニン(痛み止め)」と胃薬を処方されて終わりました。

 

とりあえず飲んでみると、お腹が少しゴロゴロしますが、数時間もすると手首の痛みが取れてきました。

しばらくはテニスする前にロキソニン飲んでやっていました。

 

前みたいに、ラケットが持てなくなるまで痛くなることは無くなりましたが、

テニスが終わってしばらくすると(ロキソニンが切れると)やっぱり手首は痛かったです。

 

ちなみに、ロキソニンって 「神の薬」と呼ばれているらしく、痛みや炎症、熱に関してとても効くらしいですね。

今回私は、手首の痛み止めとして処方されましたが、腰が痛くても歯が痛くても効くみたいです。

熱にも効くからと解熱の為に使うのは、体が病原菌を排除する活動を無理に抑えることになる可能性があるので注意です。

 

今後のテニス人生を考えた時、流石にずっと薬を飲み続ける訳にはいかないので、次はスポーツ整形外科へ。

 

前回同様、テニスで手首が痛くなったうんぬんかんぬん。

 

前回よりは、お医者さんも話を色々聞いてくれました。

診察が終わった後は、リハビリする部屋へ案内されました。

 

テニスが終わった後の手首ケアの方法を教えてもらいました。

 

そして最後にロキソニンが処方されました(2回目)

 

手首ケアも治りが早くなるだけで、結局手首は痛くなるんですよね。。。一体どうしたことやら。。。

 

 

  • 手首が痛くなる原因と対策

 

その後、薬漬けテニスの日々は続きました。

 

ただ、暇があればテニスの記事と手首について調べていました。その中で、そもそも何故手首が痛くなるのかというと、「テニスをしている以上、手首には衝撃(ダメージ)が加わる。普通の人は許容範囲内の衝撃だが、私の場合は手首が耐えきれる以上の衝撃が加わっている」と考えました。

 

衝撃吸収の対策は、振動止めをつけることしかしていなかったので、もっと突き詰めて衝撃吸収対策を考えるべきではないか、という結論に至りました。

 

衝撃吸収の対策は、以下の2点を実施しました。

 

①ラケット面積を大きくする。

 

テニスをしていて、もっとも衝撃が少ないのはスイートスポットで打てた時。スイートスポットから外れれば外れるほど、衝撃が大きくなり、玉を飛ばすのに力が必要になります。

 

安定してスイートスポットで打つには、フェイス面積が大きいラケットにするべきだと考え、一大決心でラケットを変えました。

 

ラケットは、princeの「PHANTOM (ファントム) 100XR-J」を選択しました。

 

選んだ理由は、スイートスポットを拡大する技術とラケットの薄さです。

スイートスポットを拡大する技術は、YONEXの玉子型ラケットとprinceのNew O-Portがありますが、今回、フェイス面積を大きくした為、ボールの飛びを抑えるのに薄いラケットを探しました。

その結果、世界最薄の16.5mmかつNew O-Portが使われているPHANTOM (ファントム) 100XR-Jに辿り着きました。

 

ナチュラルガットに変える。

 

衝撃吸収について調べていると、ナチュラルガットが良いという記事がでてきました。

 

ナチュラルガットは非常に高価であった為、コストパフォーマンスが悪いと思い、一度も使用したことはありませんでした。

 

ただ、手首が良くなるのであれば、ぜひ使いたいと考えラケットを変えると共にガットも変えました。

 

私はスピンをかけるタイプなので、細めのガットであるBablatVSチームを選択しました。

耐久性に不安があった為、弱めに貼ってエラストクロスも使用しました。

 

  • 対策の結果

ラケット、ガットを変えた結果、手首の痛みは薬なしでも徐々に改善していき、今では全く痛くなくなりました。

 

手首を気にせず、思い切り打てるのがとても幸せです。

 

もし、手首の痛みに悩んでいる方がいたら、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

 

ちなみに副次的効果ですが、フェイス面積に大きいラケットへ変えたことにより、 スイートスポットで打てる確率が増え、テニスがより安定しました。

 

ナチュラルガットもエラストクロスのおかげでほとんど切れません。4ヶ月以上は持ちます。ナチュラルガットはテンション維持に長けているので、切れさえしなければ状態があまり変わりません。その為、少しテニスの期間があいてもガットの状態に左右されずに、またテニスができます。